Marie

庭に落ちていた小さな命と見守る時間

Marieです。

ライラックの新芽が出てきました。春ですね。

昨日は終日、臨時休業をいただき、カントリータウンの敷地内で社員研修を行っていました。

普段は現場で忙しく飛び回っているスタッフも多く、スタッフ全員が終日集まるのは、とても珍しい時間です。

カフェにテーブルを並べ、会長であるポールさんの指導のもと、カントリータウンのこれからを見据えた研修を行いました。

研修も終盤に差しかかった頃。
カフェの窓ガラスに、何かがぶつかる大きな音がしました。

びっくりして外へ出てみると、小さなヤマガラが草の上に落ちていました。

目はぱちくりしているのに、体は動かず、ただそこにいるだけ。
その小さな姿に、思わず「大丈夫?」と声をかけました。

カントリータウンの庭は、近所の猫たちのお散歩道。
このままでは危ないので、ポールさんがそっと手に取り、手の届く木の幹の股へ移してくれました。

すると、ぎゅっとしがみつく力と、あたりを見渡す様子があり、少しだけほっとしました。

けれど、どうしてあげるのが正解なのかは分からない。
ただ、見守るしかない時間が流れていきます。

そのまま室内に戻り、研修を終えて再度様子を見に行くと、
ぞろぞろと出てきたスタッフたちの気配に驚いたのか、ヤマガラは自分の力で、もう少し高い枝へと飛び移りました。

「あ、飛べた。」

その姿に、少しだけ気持ちが軽くなりました。

きっとそのヤマガラは、いつも庭に来てくれている子。
私たちが野鳥のために作った落花生のリースを、ついばみに来てくれている小鳥です。

鳥が窓にぶつかるのは、ガラスに映った空や木が、本物の景色に見えてしまうからだそうです。
特に他の鳥や敵に追われている時など、慌てていると起こりやすいのだとか。

最初に見つけてから一時間半ほど、枝の上でじっとしていたので、暗くなる前に帰れなくなってしまうのではと心配していましたが、
夕方、帰る前にもう一度見てみると、ヤマガラの姿はありませんでした。

下にも落ちていなくて、きっと自分の力で飛び立っていったのでしょう。

野生の生きものが困っていたら、何かしてあげたい。
でも、できることは限られていて、結局は「見守る」ことしかできない。

それでも、こうして少し関わって、少し気にかけて、
あとはその力を信じることも、ひとつのやさしさなのかもしれません。

小さな命は、思っているよりもずっとたくましく、
そして、私たちの暮らしのすぐそばで生きています。

こうして庭で過ごす何気ない時間や、
庭で起こる小さな出来事も、かわいい家と庭があってこそ生まれるもの。

カントリータウンが大切にしているのは、
そんな「暮らしの中の小さな物語」なのかもしれません。

家を持つということは、ただ住む場所を持つことではなく、
こうした時間を重ねていくことなのだと、感じたひとときでした。

さて。今週も金曜日~日曜日はカフェと雑貨屋がオープンします。

雑貨屋は早くもクリスマス商品の予約リストなどが届いていて、ちょっと慌ててしまいます。

4月26日のマルシェに向けても少し商品を注文しないといけません。

カフェは、ここのところ多くのお客様にご来店いただいています。ありがとうございます。

今週はローストビーフのオープンサンドとブラックストーンです。

皆さんのお越しをお待ちしています。

デザイン住宅の カントリータウンアンドカンパニー株式会社

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